介護の仕事のレベルアップをするには

介護の仕事でレベルアップをしたいという人には、実務者研修がおすすめです。介護福祉士の受験資格を得られることや、サービス提供責任者として活躍もできるという研修になります。「どんな研修なの?」と気になっているあなたの為に解説していきますので、受講する前の参考にしてみてください。

初任者研修と実務者研修の違い

初任者研修

介護に世界に初めて入る方が介護の基礎知識やスキルを学ぶために受ける研修です。場合によっては、ハローワークの職業訓練などで無料で受けることが出来ます。まずは気軽に学んでみたいという人におすすめです。

実務者研修

2012年の春に新しくスタートした研修です。介護のサービス責任者になることのできる高等資格になります。また、この研修は2016年度以降、介護福祉士の受験資格として必須になります。介護福祉士を受験したい人は早めに受講しておきましょう。

受けるとどうなるの?

初任者研修との違いはわかったけれど、どんな時に受ければいいの?という疑問は浮かびませんか?そんな方の為に、実務者研修を実際に受けた方の受講理由をランキング形式で紹介します。

実務者研修を受けた理由ランキング!

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no.1

介護福祉士の受験をするため

介護福祉士の受験資格は、実務者研修の終了が義務付けられています。そのため、受講理由でもこれが一番多いでしょう。介護福祉士を取得するとキャリアアップにもつながり、給与もアップしますので、実務者研修を受ける大きな理由になります。

no.2

たん吸引・経管栄養の知識を学ぶため

2012年から、一定の研修を受ければ、医療行為とされてきたたん吸引や経管栄養ができるようになりました。実務者研修では基本の研修が受けられるので、実地研修のみで可能になります。

no.3

高い介護技術を証明するため

実務経験のみでは習得できない知識と技術を学びたいために、実務者研修を受ける場合もあります。また、実務者研修を受けることで、高い介護技術と知識を持っていることの証明にもなります。

【実際どうなの?】実務者研修について気になることを紹介

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実務者研修とは

実務者研修とは、介護福祉士の試験を受ける為には必須の研修です。介護の専門性をより高めていけることはもちろん、訪問介護の計画や介護士への指示出しなど、活躍の場が広がります。ある程度現場で経験を積んだ介護士が、実務者研修を経てキャリアアップするということも多いです。もし、介護の仕事を一生の仕事にしたいと考えているなら受講が必須の研修と言えるでしょう。受講には料金がかかりますが、キャンペーンを行っているところもあるので調べてみるといいですよ。また、通学+通信講座で受講できるので働きながら学びたい方は選択肢に入れてみるといいでしょう。